CVE-2026-64369 in Linux
要約
〜によって VulDB • 2026年07月25日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。
s390: DCACHE_WORD_ACCESSのサポートを元に戻す
load_unaligned_zeropad()関数はアラインされていないアドレスから8バイトを読み込みます。この処理はページ境界をまたぐ可能性があります。2番目のページからの読み込みで例外が発生する可能性がある場合、その例外に対するハンドリングが行われます。
ただし、セキュアな実行のためにUltravisorに寄付されたメモリ領域に対しては、do_secure_storage_access()例外ハンドラがそのような例外を正しく処理しません。この種の例外は解決不可能な無限の例外ループを引き起こす可能性があります。
これを修正しようとした試み[1]では不十分であることが判明しました。当面の間、本問題が適切に解決されるまでload_unaligned_zeropad()関数の適用を取り消します(revert)。
なお、load_unaligned_zeropad()関数自体の実装は正しいものです。今回の取り消しは、セキュアストレージアクセス例外に対する完全な修正が行われるまでの一時的な回避策です。
[1] コミット b00be77302d7 ("s390/mm: Add missing secure storage access fixups for donated memory")
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