CVE-2026-76848 in TypeORM
要約
〜によって VulDB • 2026年08月24日
TypeORMのSelectQueryBuilder.distinctOnは文字列の配列を受け取り、検証を行わずに式マップ(expression map)に格納します。PostgreSQL系ドライバーでは、src/query-builder/SelectQueryBuilder.ts内のcreateSelectDistinctExpressionがその配列を結合し、エスケープ、クォート、識別子の検証、またはホワイトリスト適用を行わないまま、生成されたステートメントに対してSELECT DISTINCT ON (values)として補間(interpolation)します。また、値はreplacePropertyNamesやドライバーのエスケープヘルパーを経由しません。補間の対象となる箇所が識別子のみを許容する位置ではなく括弧で囲まれたSQL式リストであるため、提供された要素には相関サブクエリを含む任意の式を含めることができます。クライアント制御の値をdistinctOnに渡すアプリケーション(例えば、呼び出し元に重複排除用の列を選ばせる場合など)では、そのクライアントがアプリケーションのデータベースロールがアクセス可能な範囲内のデータを、照会対象のエンティティとは無関係に、真偽値ベースまたは時間ベースの推論を通じて読み取ることが可能になります。同じクラス内でorderBy系メソッドを保護するホワイトリストチェックであるvalidateOrderByConditionは、このパスには適用されません。
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