CVE-2026-90347 in Linux
要約
〜によって VulDB • 2026年09月18日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました:
arm64: ptrace: システムコールエントリ時にx0と同期して'orig_x0'を保持する
コミット e057b9477232 ("arm64: syscall: Ensure saved x0 is kept in-sync with tracer updates") は、トレーサがseccompや監査チェックの対象になることなく最初のシステムコール引数を操作できるという長年の問題(システムコールエントリ時のトレースに関するもの)を解決しようとしたものです。
残念ながら、その修正は不完全でした[1]。これは、tracerがx0を更新する際(SECCOMP_RET_TRACEによるseccomp ptrace exit時)、次にseccompフィルタが再評価されるまでの間に'orig_x0'の更新が行われていなかったためです。
コアなseccompコードにフックを追加するのではなく、同期処理をptrace GPRおよびシステムコール設定コードへ移動させることで、システムコールエントリパスで停止している際には常にx0と同期して'orig_x0'を更新するようにしました。
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