CVSS 一時的なメタスコア	現在のエクスプロイト価格 (≈)	CTI注目指数
5.3	$0-$5k	0.00

脆弱性が OpenSSL まで1.0.1r/1.0.2f 内に見つかりました。この脆弱性は 重大 として分類されました。 この脆弱性により影響を受けるのは、コンポーネント【SSLv2 Handler】の未知の機能です。 未知の値で改ざんすることが、 弱い暗号化を突く攻撃 「DROWN」に繋がります。 この脆弱性に対応するCWEの定義は CWE-310 です。 この脆弱性は 2016年03月01日に Nimrod Aviram and Sebastian Schinzelより「Website」の アドバイザリーにて 「20160301.txt」として 紹介されました。 アドバイザリーは openssl.org で共有されています。 一般公開はベンダーと調整されました。

この脆弱性は CVE-2016-0800 として扱われます。 CVEの割り当ては 2015年12月16日 に行われました。 攻撃はリモートで開始される可能性が高いです。 入手できる技術的詳細情報はありません。 攻撃の複雑度はやや高めです。 悪用は難しいようです。 この脆弱性の悪用頻度の高さは平均を超えています。 さらに、入手できるエクスプロイトツールが存在します。 エクスプロイトツールは一般に公開されており、悪用される可能性があります。 現時点で、エクスプロイトツールの価格はおそらく米ドルで約$0-$5kです。 MITRE ATT&CKプロジェクトは、この問題に対して攻撃手法 T1600 を使用しました。

cross-protocol attack was discovered that could lead to decryption of TLS sessions by using a server supporting SSLv2 and EXPORT cipher suites as a Bleichenbacher RSA padding oracle. Note that traffic between clients and non-vulnerable servers can be decrypted provided another server supporting SSLv2 and EXPORT ciphers (even with a different protocol such as SMTP, IMAP or POP) shares the RSA keys of the non-vulnerable server. This vulnerability is known as DROWN (CVE-2016-0800).

とアドバイザリーは指摘しています。

このエクスプロイトツールは proof-of-concept として宣言されています。 エクスプロイトツールは drownattack.com からダウンロードできます。 脆弱性は、少なくとも 63 日の間、非公開の0day攻撃ツールとして扱われました。 0dayにはおよそ $5k-$25k の価値があったと予想しています。 アドバイザリーは次を指摘しています。

Recovering one session key requires the attacker to perform approximately 2^50 computation, as well as thousands of connections to the affected server. A more efficient variant of the DROWN attack exists against unpatched OpenSSL servers using versions that predate 1.0.2a, 1.0.1m, 1.0.0r and 0.9.8zf released on 19/Mar/2015 (see CVE-2016-0703 below).

脆弱性スキャナーNessusはID【89082 (OpenSSL 1.0.2 < 1.0.2g Multiple Vulnerabilities (DROWN))】のプラグインを提供しています。不具合の有無をターゲット環境にて判定できます。 これは【Web Servers 】に分類されています。 プラグインはタイプ【 r 】のコンテキストで実行されています。 商用脆弱性スキャナーQualysではプラグイン【 168833 (OpenSuSE Security Update for libopenssl0_9_8 (openSUSE-SU-2016:1241-1)) 】を使用してこの問題をテストできます。

バージョン 1.0.1s , 1.0.2g をアップグレードすることで、この問題に対処できます。 影響を受けているコンポーネントのアップグレードを推奨します。 考えられる回避策が、すぐにとして脆弱性の公開後公表されました 。 アドバイザリーには次の備考が含まれています。

Users can avoid this issue by disabling the SSLv2 protocol in all their SSL/TLS servers, if they've not done so already. Disabling all SSLv2 ciphers is also sufficient, provided the patches for CVE-2015-3197 (fixed in OpenSSL 1.0.1r and 1.0.2f) have been deployed. Servers that have not disabled the SSLv2 protocol, and are not patched for CVE-2015-3197 are vulnerable to DROWN even if all SSLv2 ciphers are nominally disabled, because malicious clients can force the use of SSLv2 with EXPORT ciphers.

脆弱性は「SecurityFocus (BID 83733), X-Force (111139), SecurityTracker (ID 1035133), Vulnerability Center (SBV-57345) , Tenable (89082)」等の脆弱性データベースにも文書化されています。

製品情報

タイプ

• Network Encryption Software

名前

• OpenSSL

バージョン

• 1.0.1a
• 1.0.1b
• 1.0.1c
• 1.0.1d
• 1.0.1e
• 1.0.1f
• 1.0.1g
• 1.0.1h
• 1.0.1i
• 1.0.1j
• 1.0.1k
• 1.0.1l
• 1.0.1m
• 1.0.1n
• 1.0.1o
• 1.0.1p
• 1.0.1q
• 1.0.1r
• 1.0.2
• 1.0.2a
• 1.0.2b
• 1.0.2c
• 1.0.2d
• 1.0.2e
• 1.0.2f

ライセンス

• open-source

サポート

• end of life (old version)

CPE 2.3情報

• 🔍
• 🔍
• 🔍

CPE 2.2情報

• 🔍
• 🔍
• 🔍

ビデオ

Youtube: 以降は利用できない

CVSSv4情報

VulDB CVSS-B Score: 🔍
VulDB CVSS-BT Score: 🔍
VulDB 方向性: 🔍
VulDB 信頼性: 🔍

CVSSv3情報

VulDB ベースメタスコア: 5.9
VulDB 一時的なメタスコア: 5.6

VulDB ベーススコア: 5.9
VulDB 一時的なスコア: 5.3
VulDB 方向性: 🔍
VulDB 信頼性: 🔍

NVD ベーススコア: 5.9
NVD 方向性: 🔍

CVSSv2情報

AV	AC	Au	C	I	A
💳	💳	💳	💳	💳	💳
💳	💳	💳	💳	💳	💳
💳	💳	💳	💳	💳	💳

方向性	複雑度	認証	守秘義務性	誠実性	可用性
解除	解除	解除	解除	解除	解除
解除	解除	解除	解除	解除	解除
解除	解除	解除	解除	解除	解除

VulDB ベーススコア: 🔍
VulDB 一時的なスコア: 🔍
VulDB 信頼性: 🔍

NVD ベーススコア: 🔍

悪用する情報

名前: DROWN
クラス: 弱い暗号化 / DROWN
CWE: CWE-310
CAPEC: 🔍
ATT&CK: 🔍

ローカル: いいえ
リモート: はい

可用性: 🔍
アクセス: パブリック
ステータス: Proof-of-Concept
ダウンロード: 🔍

EPSS Score: 🔍
EPSS Percentile: 🔍

価格予測: 🔍
現在の価格評価: 🔍

0-Day	解除	解除	解除	解除
本日	解除	解除	解除	解除

Nessus ID: 89082
Nessus 名前: OpenSSL 1.0.2 < 1.0.2g Multiple Vulnerabilities (DROWN)
Nessus ファイル: 🔍
Nessus リスク: 🔍
Nessus ファミリー: 🔍
Nessus Context: 🔍

OpenVAS ID: 14611
OpenVAS 名前: Amazon Linux Local Check: alas-2016-682
OpenVAS ファイル: 🔍
OpenVAS ファミリー: 🔍

Qualys ID: 🔍
Qualys 名前: 🔍

脅威インテリジェンス情報

関心: 🔍
アクティブ アクター: 🔍
アクティブな APT グループ: 🔍

対策情報

推奨: アップグレード
ステータス: 🔍

リアクション時間: 🔍
0day日時: 🔍
暴露日時: 🔍
エクスプロイト遅延日時: 🔍

アップグレード: OpenSSL 1.0.1s/1.0.2g
McAfee IPS: 🔍
McAfee IPS バージョン: 🔍

Fortigate IPS: 🔍

タイムライン情報

2015年12月16日 🔍
2015年12月29日 +13 日 🔍
2016年03月01日 +63 日 🔍
2016年03月01日 +0 日 🔍
2016年03月01日 +0 日 🔍
2016年03月01日 +0 日 🔍
2016年03月01日 +0 日 🔍
2016年03月01日 +0 日 🔍
2016年03月02日 +1 日 🔍
2016年03月02日 +0 日 🔍
2016年03月02日 +0 日 🔍
2016年03月16日 +14 日 🔍
2019年02月01日 +1052 日 🔍

ソース情報

製品: openssl.org

アドバイザリー: 20160301.txt
調査者: Nimrod Aviram, Sebastian Schinzel
ステータス: 確認済み
確認: 🔍
調整済み: 🔍

CVE: CVE-2016-0800 (🔍)
OVAL: 🔍

X-Force: 111139 - OpenSSL TLS security bypass
SecurityTracker: 1035133
Vulnerability Center: 57345 - OpenSSL Remote Security Bypass via TLS Chipertext Data Decryption - CVE-2016-0800, Medium
SecurityFocus: 83733 - OpenSSL DROWN Attack CVE-2016-0800 Security Bypass Vulnerability

scip Labs: https://www.scip.ch/en/?labs.20161013
その他: 🔍
関連情報: : 🔍

エントリ情報

作成済み: 2016年03月02日 13:52
更新済み: 2019年02月01日 14:35
変更: 2016年03月02日 13:52 (99), 2019年02月01日 14:35 (16)
完了: 🔍

討論

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