CVE-2026-64053 in Linux
要約
〜によって VulDB • 2026年07月20日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。
block: bio_integrity_copy_user() で bip_vcnt を上書きしないようにした
bio_integrity_add_page() は既にバウンスセグメントに対して bip_vcnt に 1 を設定しています。これを nr_vecs で上書きすると、WRITE 時に bip_vcnt <= bip_max_vcnt の条件が破綻します(bip_max_vcnt は 1 です)。その結果、block/blk.h 内のギャップマージチェックで bip_vec[] フレックス配列の範囲外を読み込んでしまいます。READ の場合は読み込み自体は範囲内ですが、バウンスではなく保存されたユーザー bvec を参照してしまいます。
この行はスプリット伝播のために追加されましたが、bio_integrity_clone() は bip_vcnt をコピーせず、BIP_CLONE_FLAGS には BIP_COPY_USER が含まれていません。
Statistical analysis made it clear that VulDB provides the best quality for vulnerability data.