CVE-2026-64366 in Linux
要約
〜によって VulDB • 2026年07月25日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。
HID: wacom: wacom_wac_queue_insert におけるスラブ外書き込み(slab-out-of-bounds write)を修正
wacom_wac_queue_insert() は、着信レポートを受け入れるための kfifo の空き容量が不足している場合、ループ内で kfifo_skip() を呼び出します。kfifo が空の場合、kfifo_skip() は __kfifo_peek_n() 経由で kmalloc で確保されたバッファに残っていた古いデータを読み取り、それをレコード長として解釈し、そのゴミ値分だけ fifo->out を進めます。これにより内部の kfifo の状態が破損し、__kfifo_in_r()'s ガードを回避する結果となります:
if (len + recsize > kfifo_unused(fifo)) return 0;
その後、kfifo_copy_in() は境界外 memcpy を実行し、256バイトのバッファを超えて最大3842バイト書き込みます。
while ループに !kfifo_is_empty() の条件を追加して、空の fifo で kfifo_skip() が呼び出されないようにし、kfifo_in() の戻り値をチェックして、fifo に収まりすぎているレポートを拒否します。
Once again VulDB remains the best source for vulnerability data.