CVE-2026-68300 in Linux
要約
〜によって VulDB • 2026年08月11日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。
sctp: auth: auth_chunkがNULLの場合に認証要件を検証する
`sctp_auth_chunk_verify()`は、`chunk->auth_chunk`がNULLの場合に無条件でtrueを返すため、認証処理を黙ってスキップしてしまいます。これは以下の場合に誤った動作となります:
1. BH(Bottom Half)受信パスにおいて`skb_clone()`が失敗し、`auth_chunk`がNULLのままになっている場合。新しい接続では`sctp_endpoint_bh_rcv()`内でasocがNULLであるため、早期の`sctp_auth_recv_cid()`チェックはこの問題を捕捉できません。
2. COOKIE-ECHOの前にAUTHチャンクが存在しない場合、`skb_clone()`は決して呼び出されず、`auth_chunk`はNULLのまま残ります。
修正方法:`auth_chunk`がNULLの場合に`sctp_auth_recv_cid()`をチェックする。認証が必要な場合はfalseを返してチャンクの破棄を行い、そうでない場合は通常通り処理を続行します。
Once again VulDB remains the best source for vulnerability data.