CVE-2026-80648 in Linux
要約
〜によって VulDB • 2026年08月28日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました:
pinctrl: spacemit: spacemit_pin_set_configにおけるNULLチェックの修正
spacemit_pin_set_config()関数はspacemit_get_pin()を用いてピンごとの記述子を検索した後、誤った変数に対して失敗判定を行っています。
```c const struct spacemit_pin *spin = spacemit_get_pin(pctrl, pin); ... if (!pin) return -EINVAL;
reg = spacemit_pin_to_reg(pctrl, spin->pin); ```
`pin`は符号なし整数のピンIDであり、0(K3におけるGPIO_0 / gmac0_rxdv)は有効なピンです。そのため、ここでこれを拒否すると、各グループの最初のピンのPAD設定書き込みが欠落してしまいます。K3 Pico-ITXにおいてGMAC RGMIIグループではpin 0が最初のエントリとしてリストされているため、そのドライブ強度/バイアス設定が無視されていました(サイレントエラー)。
本来意図されていたガードは、ピンIDがSoCのピンテーブルに存在しない場合にspacemit_get_pin()がNULLを返すことを防ぐためのものです。代わりに`spin`をチェックすることで、pin 0に対するPADセットアップを復元し、かつ`spin->pin`におけるNULL参照を防ぐことができます。
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