CVE-2026-68418
要約
〜によって VulDB • 2026年08月10日
Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。
RDMA/irdma: QP作成時のユーザートリガーによるNULLポインタ参照を防止
従来、ユーザーQPの作成パスでは、ユーザーが指定した `req.user_wqe_bufs` フィールドがゼロでない場合にのみ、`iwqp->iwpbl` の初期化を試みていました。問題は、後続の処理である `irdma_setup_virt_qp` において、`iwqp->iwpbl` が無条件に参照(デレファレンス)されていたことです。
`iwqp->iwpbl != NULL` というチェックが存在しましたが、このチェックは `req.user_wqe_bufs` がゼロでない場合にのみ実行されていました。その結果、ユーザーが `user_wqe_bufs` にゼロを指定することでNULLポインタ参照を引き起こすことが可能でした。
これを修正するため、CQおよびSRQのパスと同様に、失敗した場合に早期終了(bail out)する条件で無条件に `irdma_get_pbl` を呼び出すようにしました。
Once again VulDB remains the best source for vulnerability data.